Ｔｏｍｏｒｒｏｗ　シリーズ

ジョン・マーズデンのゲリラ・サバイバル小説　Ｔｏｍｏｒｒｏｗ　シリーズ　（２００７年８月現在　７冊　掲載中）

どこにでもいる７人の高校生。
キャンプを終えて町に帰ってきた彼らが目にしたのは、信じられない光景だった。
忽然と消えた家族、無残な姿をさらした家畜たち、断たれた通信手段…。
どうやら彼らの町・ウィラウィーは謎の武装集団に占拠されたらしい。
住民が拘束されている中心部に潜入を試みた彼らは、聞きなれない言葉を話す兵士たちの姿を目にする。
敵の追跡と爆撃、そして仲間の負傷。
彼らは次第に追いつめられていく。
今日という日は、いつまで続くかわからない―。
自らと家族の生存をかけた、ティーンエイジ・サバイバルがいま始まった。

銃弾に倒れ、重傷を負ったコリー。
そして愛する人を救おうと、町の病院へ車を走らせたケビン。
ふたりの安否を探るため、残されたエリーたち６人は、敵陣の支配する、ウィラウィーの町を再び目指す。病院への侵入に成功し、家族と、そしてコリーの置かれた悲惨な状況を知った彼らは怒りを爆発。
敵軍にダメージを与えるべく ，トラック輸送団を襲撃する。
新たな展開を求めた彼らは、隣町リスドンを目指す。その途上、ハーベイ少佐率いるゲリラ組織と出会い、彼らの運命は思いもかけない方向へ……。
エリーとリーの恋の進展。行方不明となるクリス。
そして自らの生存のため、人を殺めてしまうエリーたち。
無邪気な彼らはどこへ向かうのか？
若きゲリラたちの闘いの記録――Stage2。

クリスを失い、ふさぎ込むエリーたち。
　　 「活動を再開しよう！」
その言葉をきっかけに、敵の最重要基地・コブラー湾を 目指す旅が始まった。
仲間の救出をかけた頭脳作戦、爆弾製造、コンテナ船への侵入、 ニュージーランド軍との交信開始。
偵察と守りの態勢から一転し、 次々と破壊工作を繰り広げる６人の高校生。
　 普通のティーンエイジャーだった彼らは、少しずつ「テロリスト」へと変貌を遂げていく。
だが、憎むべき１人の男が彼らの行く手を阻む･･････。　　
　　 ＜コブラー湾の戦い＞が大展開するシリーズ第３弾！
　　 世界を取り戻すため、若き戦士は夜の闇を駆けぬける―――。

母国救出という使命と死の恐怖の狭間に揺れる若き戦士たちが、闇夜を切り裂き、植民地と化した町を疾走する。夜空の下で巻き起こる大追跡劇を描く、待望の「Ｔｏｍｏｒｒｏｗ」シリーズ第４弾。

殺された両親の復讐に燃えるリー。
何かをしなければと苛立つエリー 。
怒りと迷いを胸に、５人は聖地（ヘル）を飛び出す。 田舎町ホロウェイへ向かう途中、敵のトラック部隊に遭遇。逃げ場を失った彼らは、トラックの荷台にもぐりこむことに成功する 。　やがて到着したのは、巨大な軍事基地と変貌したウィラウィー空港だった。 奪われた故郷と引き裂かれた自分を取り戻すため、 普通の高校生が強大な敵に挑む、シリーズ第５弾！！

　敵に占領されたストラットンの町に身を潜めるエリー、 ホーマー、リー、フィ、ケビンの５人の高校生。　 ある日再び、ギャング団と化した戦争孤児たちに接触する。 幼い子どもたちを保護したいという想いがエリーたちの胸に湧き起こるが、 彼らは警戒心を緩めず、なかなか接触を図ることができない。
　しかし、敵兵との遭遇をきっかけに共に行動することになる。子どもたちを連れ、いったん聖地（ヘル）へ避難することを決めるエリーたち。その途上、リーダー格のギャバンに率いられて子どもたちは姿をくらます。 ゴムの木が鬱蒼と茂る森の中、子どもたちを捜し回るエリーたち５人。
必死の捜索の末に彼らが目にしたのは･･････。
　 頑なに心を閉ざしていた戦争孤児たちと、精神的な成長を果たすエリーたち。
　　 密林の中で繰り広げられる救出劇がスリリングに描かれる、シリーズ第６弾！！

ニュージーランドから兵士が派遣された。救いの使者ではない。プラスティック爆弾などの武器とともに、地獄への招待状が届けられる。「敵を攪乱するため、ゲリラ活動を続行せよ。」 新たな破壊工作を企てるエリーたち･･････。 輸送システムの中心地キャベンディッシュへ向う 。選ばれし若き戦士たち」の勇気と、捕虜収容所で露わになる人間の愚かさと醜さ。 果たしてこの戦争に、終止符は打たれるのか？ ある日突然、非日常の世界に突き落とされた高校生の失ったもの。 そして、情感豊かに描かれるエリーとリーの愛の行方。 全世界１１ヵ国刊行、シリーズ累計２５０万部のリアル系アクションノベルの大作、遂に完結。